P.A.WORKS Blog

有頂天日記 6月7日

日記を初めて2週間。

既に山本・松子の2人が『有頂天家族』的雰囲気の書き方に根を上げ、毛利に到っては最初から書く気がなく、申し訳程度に「だが待て、しばし」のセリフをのたまう始末である。

唯一続いているのは渡邊であるが、これは乙女の柔肌に目を奪われてばかりであり、

我ら偽金曜倶楽部はこんな事で良いのであろうか。

偽物だから良いのである。

 

さて、先刻御承知だとは思うが、昨日から公式HPにて「ぷろもーしょんびでお」が公開されている。

皆様からの暖かいご声援を私も拝見させて頂いた。

上がってしまったハードルについて、どうしたものかと思いを巡らせている訳だが、

一言「ご期待して待たれよ」と言ってしまおう。

 

また大風呂敷を広げているとtwitterで呟かれるかもしれないが、

そこは阿呆の血のしからしむるところなので仕方がない。

しかし、本音を言うと少しホッとしている。

 

先日公開された「ぷろもーしょんびでお」は先行で8話までの内容を使用するという前代未聞のオーダーであり、PVのディレクターから構成を受け取った時は私も絶句した覚えがある。

現場的にも大変ではあるが、これが映像になれば『有頂天家族』を観たいと思って頂けるに違いないと確信して作成したものなので、それを皆様に喜んでいただけた事が素直に嬉しい次第である。

 

いよいよ、今日で放映まで残りきっかり1か月。

全力で有頂天制作にならねばならない。

終わる頃にはホントに阿呆になっていそうである。

 

相馬

金, 6月 7 2013 » 有頂天日記 » コメントは受け付けていません。

有頂天日記 6月6日

週に1度、制作では『有頂天家族』の定例会議をしています。

全体連絡、全体スケジュール確認、メインスタッフの状況確認、各話数の進捗状況等についての報告、及び問題点などについて話し合っています。

時間は通常、1時間~1時間半を予定していますが、たいてい押します。

 

先日の定例会議でのこと。

全体連絡、全体スケジュール確認、メインスタッフの状況確認で時間を取ってしまい、予定終了時間の10分前なり、山本デスクが「残り時間があと少しとなったので、各話数、問題点だけ報告してください。」と進めた。

 

「だが待て、しばし。」(←使ってみた)

 

各話数、どこも問題点ばかりなのである。

到底、10分そこらで終わる量ではない。

仕方なく、続きを別の会議に挟みこむことに‥

そうすると、必然的にその別の会議自体も押すことに‥

 

入社して2カ月、『制作会議がある場合は押す(可能性がある)こと前提で他のスケジュールを組むこと!』を学ぶ。

毛利

木, 6月 6 2013 » 有頂天日記 » コメントは受け付けていません。

有頂天日記 6月5日

季節は夏。梅雨の入り口。

よく世の中では夏は短いと云うが、なぜ夏は短いのだろうか。

時間的にいえば、1年の約五ヶ月ほどは暑さが占めているとも思うのだが。

しかし、女子の方々は皆々様、下半身に纏うものも短くなる。

覆う布の面積よりも、肌の面積の方が多いのだ。

肌色の部分に目がとられてしまうのは人の性。

眼疲労も解消される。頭痛もすっきり。

 

さて、短いといえば、アニメを制作している以上、後半戦になってくるとスケジュールも短くなってくる場合もある。

そういった時、あらゆるセクションの時間が短縮される。

短縮されたからといって、工程は省略されてはおらず、多少前後はするものの、短い時間の中に圧縮される。

自ずとPCを眺める時間も増える。

眼疲労も強まり、頭痛を生む。

しかし、それも女の子達の短い衣のお陰でいつしか雲散霧消していくのだ。

そうして取り止めもなく巡り巡っていく。

短い夏も短い衣に救われて――

 

はてさて、今日もダビングに向けて撮入れに急ぐのである。

 

渡邉

水, 6月 5 2013 » 有頂天日記 » コメントは受け付けていません。

有頂天日記 6月4日 

お疲れ様です。設定制作の松田です。

 

『有頂天家族』で設定制作を務めさせていただく中で、一番時間を費やしたものがございます。

それは『取材と取材後の写真のまとめ』です!!!(写真は1万枚を超えました・・・!)

京都が地元という事で、案内役を務めたのですが、有頂天の取材を通して知らない事もいっぱい知ることが出来ました。

取材は計6回、その中には数日かけてのロケもありました。 そしてこの作品では、多くの取材先の方にご協力いただいております。

実際、吉原監督は赤玉先生の住むアパートの近くの、ウィークリーマンションで寝泊まりされておりました。

いつの間にか、監督はすっかり京都人のように、出町柳を歩き回られておりました。笑

監督が何気なくポロっと話される中で、自然と京都の地名が出てくると少し嬉しかったです。

 

この取材で、より一層京都の空気感を感じられる作品となっているかと思います!

皆さんにも、一度京都を訪れたくなるような作品になれればと思っております。

(鴨川の飛び石)

火, 6月 4 2013 » P.A.WORKS Blog » コメントは受け付けていません。

有頂天日記 6月3日

皆様

お疲れ様です。

制作デスクの山本です。

 

前回のブログで相馬Pが触れていた、『有頂天家族』的雰囲気な文章は難易度が高いのではないかということについて言いたいことがある。

全くもってそのとおりである。

 

今後は色々なセクションのスタッフにもこのブログを書いて頂くことになるので、

このままではブログに頭を悩ませて、カット作業が進まない!という事態になってしまう。

ゆえに、自分が勇気をもって、この会話文を引き継がないことを宣言する。

決して、自分が辛いという訳では無いということを分かって頂きたい。

 

さて、では少し東京のスタジオについてご紹介したいと思います。

現在東京のスタジオは作品によって部屋を分けております。

自分たちの部屋、『有頂天部屋』と呼んでいますが、そこには自分を含め制作が4人と作画さんが4人入られています。

隣の部屋にも有頂天部屋があり、作画スタッフが入っております。

作品が本格的に動き始める前は、スタッフが少なく、制作二人と作画二人といった少々寂しい構成だったのですが、

今では満員です、なんだかアニメ制作をしてるな!と楽しくなってくるのは自分だけでしょうか。

 

同じ部屋ということもあり、話す機会も結構あります。

この間、作監さんが「松」を燃やせるような場所な無いかな?という風に訪ねてきました。

作画資料として一度燃えているところを見てみたいとのことでした。

自分と渡邉でいろいろと思案したのですが、なかなかいい場所が見当たらない。

流石に部屋は論外、公園も消防法に引っかかるらしい。

会社の前でやるわけにもいかず、なるほど現在の世の中はなかなかに物を燃やす場所は無いものだと思いました。

 

その時は、う~ん、なかなか無いですね~、と話は終わったのですが、それからしばらく経って、結局自宅で換気扇を回して燃やしたそうです。

少量だったので、それほど煙もでなかったようです。

燃やしてみて気づいたのは、火がついているときは煙が出ず、消した瞬間に煙が出るということ。

なるほど、自分のイメージでは終始白い煙が出て、家の中がすごいことになるのかなぁなんて思っていましたが、なるほど、そういう風になるのですね。

一つ賢くなりました。

作画はそういう現実の現象を常に研究されているんだなと思いました。

それがリアルな描写のカギなのですね。

 

ちなみに自分は学校のキャンプファイヤーとかで、松ぼっくりと竹を大量に投入して遊んでいました。

皆さん、どうなるかご存知ですか?

凄まじい破裂音が山中にこだまします。

そして先生が飛んできます。

そして怒られます。

 

ごめんなさい。

 

月, 6月 3 2013 » 有頂天日記 » コメントは受け付けていません。

有頂天日記 5月31日

有頂天日記に制作陣が参加し、多種多様な内容となりつつある中、

執筆を担当する者たちからは『有頂天家族』的雰囲気な文章で日記を綴る事はちょっと難易度が高いのではないかという意見も出ている。

 

別に私から一度も強制した記憶はないのだが、

何となくこれまでの日記の流れ的にそうせねばならない風潮となったらしい。

 

制作として生きるかぎり、無茶を振られることもある。

なんの珍しいことがありますか!

日記を捻り出すことなんぞ、鼻で笑ってあしらえる、器の大きな制作におなりなさい。

けれども、文章を考えすぎて提出時間に遅れるほど粘らなくてもいいのよ。

(↑結構、私であるが…)

 

先日の事である。

定例の色チェックが終わった後に、色彩設計と色指定の会話に混ざらせてもらえる機会があった。

 

『有頂天家族』の影の色調整は難しいのと時間が必要。

 

これがお2人の見解である。

本作品で吉原監督が目指すものの一つに「影と色」はかなり関わっている。

アニメーションにおける影の色味というのは、通常ある程度の決まりがあり、それに大体が準じている。

しかし、例えば日常生活の中でもそうであるし、実写作品でもそうだが、実際に影の色が均一であることは有り得ないのである。

 

被写体に対してカメラが近づけば手前は暗く落ち、遠ざかれば明るくなると言った風に、影一つとっても色味は複雑に変化しているのだ。

それをアニメで表現するとなると、えらく大変なことである。

色彩設計の段階である程度合わせておくとしても、さらに色指定の段階でカットによっては1枚1枚のセルデータを調整していくという作業が発生する。

 

もはやTVシリーズなのか分からないレベルではあるが、

普段やらない事をやってみるのは、楽しい事ではないか。すごく大変だけれども。

 

「だから相馬さん、ちゃんと色セクションにも時間下さいよ!!」

 

私が引きつった笑みをしながら、その場をそそくさと退散したのは言うまでもない。

色に関わる人々は、昔も今も恐れられる天狗的存在なのである。

 

相馬

金, 5月 31 2013 » 有頂天日記 » コメントは受け付けていません。

有頂天日記 5月30日

皆様、初めまして。

今年ピーエーワークスに入社した毛利です。

新人制作から見た『有頂天家族』の現場をお伝え出来ればと思っています。

 

さて、先週中~末にかけて、臨時ムービーチェックがありました。

私は撮影会社より頂いたデータをチェック用に“棒つなぎにする”という作業をやっているのですが、中々に焦ります。

 

データを繋ぐこと自体はそんなに時間のかかるものではないのですが、

チェックする際に不備がないかを確認する、いわば、ムービーチェックのための事前ムービーチェックに時間がかかります。

途中トラブルで映像が止まるなどすると、スタッフの皆様のストレスになりますので、

映像が鮮明に、スムーズに流れるかどうかが一番のポイントです。

 

時間が無いながらも事前チェックを済ませ、いざチェック開始。

問題なく映像が流れ、一安心。

 

…かと思いきや、監督の横に座っている演出がそわそわ。

 

私は自分の仕事のことで精いっぱいで、演出にチェックする話数を伝え忘れていたのです。

終了後、「聞いてないよー、コンテ持ってきてなかったし」と注意を受けてしまいました。

誠に申し訳ございませんでした。

以後、気をつけます。

 

しかし…そわそわしながらも冷静さを決して失わない貴方の表情。

ほれてまうやろ~!!

 

毛利

木, 5月 30 2013 » P.A.WORKS Blog » コメントは受け付けていません。

有頂天日記 5月29日

私は制作進行である。東京は新宿から山梨の甲府にまで伸びる青梅街道。

そこを今日も今日とて青き外装を纏った『ゔぃっつ』にて駆け回る。

まさか我ら『あにめ』を作るものどもが、この様な自家用の乗用車を駆っているとは皆思うまいて。

 

さて、季節は春も終わりを迎え、巷は初夏の様相である。

この頃になると、雨雲もまた唐突に顔をのぞかせたりするものだから、街路には対応し損ねた者が少なからず湧く。

そこで一つの疑念が。

濡れそぼつ女子の背に目が行くことは、はたまた悪意に含まれるのか。

 

――いや、善性である。

 

そも、夏にあてられたか、みな薄衣であるからして、目が行くことは罰せらるることなどあろうものか。

『はれんち』などとは以ての外、我らはみな健全極まる男子である。

故にそれを咎める法などないのだ。

過ぎる景色の中にそのような姿が在るならば、集中した意識もすぐさま覚めて、眇めた目はすかさず捉える。

 

近ごろ新人が入ってきた。

富山での新人研修を終え、制作進行としての業務、所作を学び、東京へと舞い戻った。

私は先輩である。

先輩は後輩にその体を持って職務を示すものだ。

だが、それは周囲の我が諸先輩方々が示すだろう。

ならば私にできることはなんだ?

制作業務の教示?

礼節の体現?

 

――否、そのようなものではない。

 

風にはためくスカートを、雨に濡れるワイシャツを。

人の生の権現としてそれを示そう――

 

 

率先垂範っ! 率先垂範っ!

 

 

渡邉

水, 5月 29 2013 » 有頂天日記 » コメントは受け付けていません。

有頂天日記 5月28日

P.Aブログではお久しぶりになります。

『有頂天家族』設定制作担当の松子と申します。

 

私がP.A.WORKSに入社をし、早5年。

入社をしてすぐに、この企画の話を頂いた。 地元が京都という事もあり、ロケに同行した日々も懐かしい。

京都人に恥じぬよう、この仕事をまっとうしたいと考えている。 と、言っても真面目な話だけではつまらない。

今後は、京都の豆知識やロケ裏話などを書き連ねていきたいと考えている。

 

そういえば、東京スタジオの近くにも、毛玉が住んでいると専ら噂である。

私はまだ夕方飛び交うコウモリ達と、夜中に集会を始める猫たちしかお目にかかっていない。

この作品が終わるまでに、一度はその毛玉たちを写真におさめたいと考えている。

挨拶が長くなってしまったが、引き続き有頂天ブログを温かい目で見守って頂けることを願います。

(この、有頂天口調しばりは少し辛いです相馬さん!)

 

松子

火, 5月 28 2013 » 有頂天日記 » コメントは受け付けていません。

有頂天日記 5月27日

さて。

深夜帯において、放送枠狭しと暴れ廻る、『あにめ』や『ばらえてぃ』、『どらま』等が

視聴者を魅了すべく、我が物顔で夜明けまで闊歩している作今。

その中の『あにめ』に、心奪われ魅了された阿呆がいた。

言うまでもなく、私である。

 

お初お目にかかります、先日ラインPの相馬よりご紹介を預かりました

『有頂天家族』デスクを務めます山本輝でございます。

この度は視聴者様へブログを献上させて頂きたく参上つかまつり候。

以後お見知りおきを。

 

時が移ろうのは早いものだ。

私が『P.A.WORKS』の門を叩いてから2年の歳月が流れた。

想像していた通り、めまぐるしく変わる状況の中で、退屈しているひまがない。

我が人生初の制作デスク業務にとなる『有頂天家族』

面白おかしく、時には厳しく、を信条として奮闘していきたいと思う。

 

ところで、我が『P.A.WORKS』は東京と富山に二つの拠点がある。

私は東京スタジオ、相馬ラインPは富山にて主に仕事をしている。

五月二十二日の有頂天日記に少し触れられていたが、今作のムービーチェックには

沢山のスタッフが参加している。

もちろん東京側にも『有頂天家族』に参加してくださっている方もいる。

そしてその方たちと富山スタッフを繋げる役割を担う設備がある。

言うまでもなく、TV会議である。

これによって遠く離れた富山の地のスタッフと言葉を交わし、同じ映像を見つめ

一体感を得て、ぴりっとした緊張感を共有し、より良いものを生み出しているのだ。

直接会うよりはもちろん劣る部分もあるだろう。

だが待て、しばし。

 

良くも悪くもこの文明の進化が無ければ今の『P.A.WORKS』の形は無かったといっても過言ではあるまい。

遠方の地の者と心を通わせる設備はすでに整っている。

後は私たち次第であろう。

 

 

そして今日も架け橋を繋ぐため、入り乱れたケーブルを差し替え、ムービーチェック用にセッティングするのである。

 

山本

月, 5月 27 2013 » 有頂天日記 » コメントは受け付けていません。

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