有頂天家族 8月16日
先週、ついにブログをお休みしてしまった…私も1銀閣だ。
そして、今週はまさかのブログ総崩れで全員に1銀閣。
いやまて、しばし。珍しく銀閣山本だけ、ちゃんと出しているではないか。
見習わねば。でも彼は4・銀・閣だけどねっ!(金閣風)
さて、先週の6話放映に合わせ、バンダイチャンネルさんにて1話~6話の一挙放送が行われたのは記憶に新しい。
私も久しぶりにこれまで制作してきた話数を見直した訳であるが、
まったくもって制作当時の事が思い出せなかった。
なぜかと言うと、私の頭は既にところてん方式となっており、Dの事を記憶するとAの事が抜け落ちていっているからだ。
決して、物忘れが酷いとか、若年性アルツハイマーとかではない。
まぁ、ところてんの話は良いのだ。
驚いたのは翌日である。
一挙放送を受けてか、DVD・Blurayの予約数がかなり上昇した。
こんな上がり方は見たことがない。素直に嬉しかった。
我々は「有頂天家族」に勝負を賭けている。
そして制作しているものに自信と誇りを持って世に送り出している。
無論、どの制作会社でも、どの作品でもそういった多くの人の想いを乗せて作品は世に送り出されている。
しかし、それらが多くの人の目に触れられ、ビジネス的な結果を出すという事が、全ての作品に与えられるものではない事もまた理解している。
アニメ制作のプロである以上、ビジネス的な結果を出して次の作品制作に繋げなければならない。
常にそんなプレッシャーと隣り合わせのスタッフにとって、良い結果が出てきていると感じられた。
だが、まだまだ「有頂天家族」はここからが本番なのである。
7話以降、さらに面白くなる。さらに泣ける。さらに笑える。さらに考えさせられる。
とにかくぶっ飛んでいる。もう現場も火星までぶっ飛んでテラフォーミングしそうな勢いなのだから。
どうか最後の最後までこの作品を見て欲しいのです。
そしてアニメーションの持つ力を信じたいのです。
宜しくお願い致します。
と、たまにはラインPらしいことを言ってみた、金曜の夜。
相馬