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有頂天日記 7月5日

今週はひどかった。

怒涛の1週間であった。

はたして1週間もあったのであろうか。

月曜日に目を覚めしてから今日までは風と共に去って行ったようである。

 

しかし、何とか無事に4話納品に漕ぎ着けた。

スタッフの皆様、お疲れ様でした。

何と言っても4話は例の「合戦」である訳で、ついにアレやコレを映像化した訳である。

我々もリアルに「合戦」であったが…。

 

この1週間で何が一番ひどかったかと言えば、やはりトイレである。

いきなり何を言い出すのかと思われるかもしれないが、ちょっと聞いて頂きたい。

 

忙しくなってくると、飯を食う時間が惜しいので、ついつい駆け足で食うようになる。

そうすると、我が貧弱な胃腸がさっそく根を上げる。

気が付くと風神雷神扇を振るったが如く、腹にゴロゴロと雷神様が御到着する。

 

私はトイレに籠らざるを得なくなるのだが、

携帯電話という便利だが時にくたばって欲しい産物は私を現場から離してくれない。

トイレの中でも電話は鳴りっぱなしである。

 

何度もかかってくる身内の制作からの電話ぐらいならまだしも、

さすがに社外からの電話を取る訳にはいかない。

 

悲しい恰好のまま「c228のセルがバレていまして…」なんていう撮影さんからの電話をお受けしたとしても私には対応する術がないからだ。

なので、トイレでかかってきた電話は着信画面を見つめながら過ごすわけである。

 

そんなある日、私はとある初体験をすることになった。

いつものごとく、携帯が鳴り始め、私は着信画面を見つめていた。

たしか「T2スタジオ」と表示されていたと記憶している。

鳴りやんだ後、それをズボンのポケットに戻そうとした瞬間、謝って携帯の角がとあるボタンに触れたのある。

 

次の瞬間、私は某ローマ人が現代日本にやってくる映画のCMのごとく、

「おおっ…」と声を漏らした。

 

私はひねくれ者であるから、近代的発明である「うぉっしゅれっと」など、

恐ろしくて使った事がなかったのである。

人間という生き物は悲しい生き物で、歳を取るごとに初めての経験が減っていくものであるが、これは紛れもない初体験であった。

 

もし、携帯に出ていたらどうなっていたことであろうか。

「c189の画ブレの幅はどれぐらいか指示が欲しいのですが」と聞かれ「おおっ…」なんて返していたら、それこそ阿呆である。

人生29年目にして、なんとも事故的な初体験であった。

 

さて。

放送2日前だというのに書くことが「うぉっしゅれっと」を初体験した話とは、

いったいこのラインPは何を考えているのだろうと呆れないで頂きたい。

放送直前でも現場は阿呆な事の連続なのである。

その阿呆な連続が我々の大きな車輪を回しているのである。

 

と言いつつも正直、緊張している。

こんなにも放送直前に緊張しているのもまた初体験である。

 

皆様、どうか日曜日はTVの前で、もしくはPCの前で(バンダイチャンネルでも同時配信!)

どうか楽しみにお待ち頂きたい。

私も腹の調子を万全にし、家でゆっくりと見るつもりである。

 

ということで、山本輝に2銀閣っ!!

来週からデスク改め「銀閣山本」に改名する。

以上。

 

相馬

金, 7月 5 2013 » 有頂天日記

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