P.A.WORKS Blog

打ち上げたり~

 9月21日は【TARI TARI】の制作打ち上げパーティーでした。生歌がいっぱい聴けて楽しかった。
会場の柱にひっそりと座っている和奏とドラを見つけました!

 【TARI TARI】はスタッフ自身が楽しんで、大切に作られた作品だということが、みなさんの挨拶からも感じられます。
 今回は制作記念品としてサブレの鈴を再現して関係スタッフに配布しました。
今後はこれを見て、紗羽のように納得できるまで夢を諦めない意志の象徴にしよう。

 そんな心地よいパーティーの余韻に揺られて本社スタッフといっしょにバスで富山に戻ります。
 でも、ちょっと時間が経ってから【TARI TARI】を振り返ってみると、「まだやれなかったことがある。もっと上を目指せるはずだ」という野心がゆっくりと芽生えてくるんでしょうね。
それが作り手というものです。

 P.A.WORKS作品は同じ顔ぶれのスタッフと組むことが多いのですが、今までに築いてきた作品作りのノウハウをスタッフ間の共通言語にして、作品毎に新しい工夫を忍ばせて作ってくれているようなところがあります。スタッフ間の刺激の相乗効果が嬉しいですね。
 そんなに自らハードルを上げて大丈夫なんだろうかと思いながらも、一線のクリエーターのモチベーションってそういうものなんだと理解もできます。
 僕も新しい刺激が欲しくて作り続けています。

 毎週放映後に「歌が歌いたくなった」とか、「これで1週間また頑張れる」といった感想を見つけると嬉しいですね。
 視聴者に元気を届けるアニメーションを1つ生み出すことができたなら、それが企画の立ち上げ時に目指した目標でしたから。

 僕もまた気持ちを引き締めて、作品から伝わる「力」が一過性のエンターテインメントにならず、より長く人々の記憶に残るようにしたい。
皮相的なガジェットの組み合わせではなく、作り手の人生経験から生み出された価値観を深く刻みつけるような作品を目指したいと思いました。
その為には技能だけではなく、創作エネルギーの塊のような生命力を持ち合わせているべきなんでしょうね。

 企画がその強いエネルギーを中心に転がり、大勢のスタッフを巻き込んで加速していくような現場の演出を思い描いてみます。
 そこから生み出された作品の生命力が画面から勢いよく溢れ出してこそ、視聴者の心に長く留まるものが出来るんじゃないかと思うのです。
そこを目指すことが課題だと考えた今晩の打ち上げでした。
 だがしかし!そこに辿り着くまでにP.A.WORKSの制作チームはいったいどれだけ長く急な坂道を登らなきゃならないんだろう…。
気が遠くなりそうな、いや、その為のワンダーフォーゲル部なのです。これは後付。

 朝5時30に富山本社に着きました。
自宅まで歩きながら、秋らしい東雲の空を撮ってみたり、もう一度ランティスの斎藤Pの長い長い嬉しい最終話感想留守電を聴いてみたり。

土, 9月 22 2012 » P.A.WORKS Blog

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