P.A.WORKS Blog

アニメーションの背景美術展

 先週の日曜日に高岡市美術館の『山本二三展』に行ってきました。

 30分入館待ちの長い列にちょっと驚き。
美術館の駐車場から見える雲は「二三雲」でした。

 アニメーションの背景・美術がこれほど注目される時代なんですね。
年代を追って展示された背景を見ると、アニメーション作品における背景の役割、存在感(主張)が増しているのが解ります。
 【時をかける少女】の背景を壁一面に拡大したアイデアがよかったですね。
みんなあの前で記念写真を撮りたかったんじゃないかな。

 以前、日本のアニメーションの背景・美術がどんな表現を求めて歩んできたかに興味が湧いて、【TARI TARI】美術監督の東地和生さんに訊いてみたことがあります。
「背景、美術の表現、技術の流派を知る上でパイオニア的美術監督は誰ですか?」
東地さんが何冊かの本を貸してくれました。時間を見つけて読んでみようと思います。

 【山本二三画文集『輝きは背景の奥に』】に収められている男鹿和雄さんとの対談を読むだけでも大きな流れが解りました。対談らしい本音が多くて面白かったです。

 美術監督は新しい表現、刺激を求めて作品を渡り歩く職人なんですね。
東地さんもそんな話をしていました。職人には自分が岐路に立ったときに導いてくれる人との出会いが大切なんですって。
その出会いは「運」なのかなあ。
キャリアのスタートの出会いは「運」でしょうね。
でも、アニメーション業界は狭いですからね。そこで力を発揮できればそのうち誰かの目にとまって、才能と才能を結びつけてくれる人が現れるものだと思います。

土, 9月 8 2012 » P.A.WORKS Blog

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