P.A.WORKS Blog

第六十四夜

こんばんは。

  

昨夜、怪談百物語を書き終わって、更新ボタンを押した所、エラーで全て消えました。

しかも、その後何度チャレンジしても、題名のみ残って、本文は消える始末。

いよいよP.Aにも記録改竄の影響が出始めたのかもしれません…。

 

とりあえず一晩過ぎたら直ったので良かったです。

さて、今日は久々に自分の身に起きた体験でも書こうと思います。

昨日、外回り中に電車の車窓から神田川の水面をボーっと眺めていたら、ふと思いだした、ちょっと怖い体験談です。

 

 

 

 

 

今から15年ぐらい前になります。

自分の実家の近くには大きな池があり、そこには浮島があったのですが、普段は渡る事が出来ませんでした。

所が、その年の夏は記録的な猛暑に見舞われ、池の半分以上が干上がったのです。

いつもと違う池の姿に、子供ながらにワクワクしたものです。

 

 

ほどなくして、池のフェンスには立ち入り禁止のビラが貼られましたが、

自分を含む悪ガキ4人は、ある日、フェンスを越えて、浮島に向かいました。

それは、ちょっとした冒険でした。

 

 

 

延々と続くひび割れた地面や干からびて死んだ魚の死骸。

妙に気持ちが悪かったです。

そして、我々は浮島に上陸を果たしたのですが…。

古びた社が建っていました。

そのうち1人が「誰かくぐってみてよ」と言い始めました。

結局、自分が行く事になり、足を踏み出した瞬間…。

 

 

 

ポツン、ポツンと水滴が。

夕立。

別に夏の夕方なら珍しい事でもありませんが、

一気に暗くなっていく空を見て我々は何か恐怖を感じ、逃げるように帰りました。

 

びしょ濡れで家に戻り、池であった事を話すと、おばあちゃんに怒られました。

 

 

 

 

 

 

「あそこには絶対行ったらアカンよ」

 

 

 

 

 

 

普段優しいおばあちゃんに初めて本気で怒られました。

あとで母親に聞いた話だと、昔は浮島と岸は地続きになっていたらしいのですが、

浮島に行こうとして池で遊んでいた子供が事故で亡くなった事があったそうで、

事故を受けて、市が地続きだった部分を掘り返し、浮島に渡れなくしたそうなのです。

 

 

 

 

そんな事があった場所に行ったんだと思うと寒気がしました。

何か変な罪悪感もありましたし。子供の頃のちょっと苦い想い出話でした。

 

 

 

 

「気をつけた方がいいよ…立ち入り禁止には意味があるものだから…」

金, 2月 24 2012 » Another怪談百物語

Top Footer