P.A.WORKS Blog

第三十三夜

前回に続いて水田です。

では、本日は続きをお話します。

 

ものすごく恐ろしい思いをしながらバックで無事に山道を抜けた後、
女の子たちにお詫びをしようと、通りかかったコンビニでスイーツと暖かい飲み物を進呈する事に。
久しぶりに明るい照明のついたお店で恐かった話をしながら和やかに!と思っていました。

 

すると、あの機嫌の悪かった女の子が僕の首筋を見て、

 

 

 

「ねぇ…首の後ろどうしたの?…すごく赤くなってるけど」

 

 

 
私は自分の首筋を引っ掻いた記憶がないものの、

「どうだったかな?ひっかいたかも…」 

 
気にもとめずにスイーツを買い物カゴの中にどんどん入れていきレジへ…支払をしようと思った時…

 

 

 

何故か?左手の親指の付け根に赤い物が…「血??」

 

 

 
手でこすって見たらやはり血。手首の方が切れているのか、血が少し流れていました。
真冬です、長袖を何枚も来て分厚いダウンも着ています。

どこかに引っかけて切り傷になる事は考えられなかったのですが、何故か手首が少しだけ切れていて血が出ていました。

   

私はとっさに「古傷引っ掻いたかも!!」などと、おどけて見せました。が…

  

スイーツで女の子の機嫌を直そうと思ったのに……夜はこれから!と思っていたのに、
コンビニを出て全員黙り込み、そして「すぐ帰ろう」と機嫌の悪かった女の子が引きつった笑顔で言いました。

  

 
後日……

一緒にお地蔵さんを撮影した友人は翌日、風呂上がりに親から「どうしたのその背中?」と聞かれ

「えっ」と聞き返したら・・・

  

 

 

背中のあちらこちらに赤いあざが残っていたそうです。

 

 

 
私も手首に小さいけど傷が、痛くなく傷をつけた記憶もありませんでした…
首筋の赤いあともつけた記憶がありません…

  

 
他の友達から後日談。

あの時、機嫌の悪かったあの子はトンネルへの入口についた時に異常な胸焼けと、トンネルがかすんで見えていたそうです。

使い捨てカメラも恐くて現像せずに捨てたそうです。(年代がバレるな)

さらに、あの時車のヘッドライトは誰もいたずらしていなかった…

そして、某ローカルテレビ番組で有名な霊能者の方が「近づきたくない!」と、トンネルへ続く山道を登る前に車を止め、先には進まなかったそうです。

  

  

  

漢を見せたハズだった私は、その後、あの子をデートに誘うことも出来ませんでした……

  

  

「気を付けた方がいいよ…もう女の子に嫌われているかもしれない」

 

 

火, 1月 10 2012 » Another怪談百物語

Top Footer