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第二十八夜

こんばんは。

  

さて、昨日の話の続きです。

  

雨電話がかかってこなくなってから、3年が経ちました。

自分は大学を卒業して就職し、引っ越す事になりました。

  

引っ越しの準備をしながら、ほこりまみれになっていた固定電話を取りはずし、

もう使うことも無いだろうと思い、NT●に電話して回線を解約しようとしたのです。

  

すると、NT●の方がおかしな事を言い始めたのです。

「お客様の電話番号は契約自体がされておりませんが?」

  

そんなはずは無いと思って、親にも電話して聞いてみました。すると、

  

「あんた、携帯があるから固定電話いらんって言うて、結局、契約せんかったやん」

  

確かに、言われて思いだしたのですが、その通りでした。

無論、受話器をあげてボタンを押してもどこにもかかりませんでした。

  

引っ越し準備を終え、トラックに乗り込み、4年間お世話になった部屋を見上げながら、

ふと、思い出してしまったのです。

  

  

  

じゃあ、あの電話は何だったんだ。と。

  

  

  

「気をつけたほうがいいよ…雨の日にはかかってくるかもしれないから…」

  

火, 1月 3 2012 » Another怪談百物語

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