馬場
城端には個人で馬場を持って馬を飼っているお宅があります。
お願いして馬場や馬房を見せてもらいました。
ここには7歳、15歳、25歳の3頭の馬と1頭のポニーがいます。
馬の25歳は人で云えば100歳の老齢らしいです。
7歳のポールシャトルは大きなツヤのいいサラブレッドで、美しい鬣が自慢。
最近まで金沢競馬場で走っていたそうです。
時折体のあちこちをプルプルと痙攣させるのは、まとわりつく蠅を追っ払っているんだそうです。器用な一芸です。
乗ってみたいとお願いしたら、気軽に乗せていただけました。
タウンボーイに乗る辻P
オーストラリアのお土産に貰ったカウボーイハットなら持っている。
今度は僕も乗せてもらおう。重いから馬が嫌がるだろうなあ。
「ポニーはどこですか?」
「その辺の田んぼにいると思いますよ」
『えっ!放し飼い?』
いやあ、牧歌的だなあ。
「ん~…ん? あれか?」
キュートは馬場の柵を押し開けて田んぼに出てしまうそうです。
稲株から生える若芽をムシャムシャと食んでおりました。
一日中食べ続けているからか、体高のわりにドラム缶のような体です。
「餌は何を食べるんですか?」
「干し草です」
ま、まあそうですよね。干し草はどんな植物なんだろう。調べてみよう。
【ヴォイス】でブランティーはカラス麦を食べていたっけ。
牧草はイネ科と豆科の植物のようです。
じゃあキュートにとって稲田は広大な皿な訳だ。