P.A.WORKS Blog

打ち上げ試写

24日土曜日に『花咲くいろは』の打ち上げがありました。

170名くらいかな? 作品に関わった大勢のスタッフが参加してくれました。

あの大画面で、みんな揃って最終話を観賞することができてよかったです。

 

挨拶では最終話を見て感じたことを話しました。

豆じいが40年間書き続けた業務日誌は、女将のお客様ノートと同様、遡って紐といて見れば、日々の業務記録の中に、喜翆荘が何を大切にしてきたか、何に挑戦してきたかが読み取れるものだと思います。

 あの業務日誌に変わるものが、僕らにとっては作品です。作品には作り手が何を大切にしているか、何に挑戦しているかが記録されています。スイが豆じいから受け取って、震える手で見返したあの日誌同様、僕らもいつか作り続けてきた作品を見返したときに、その時その時に僕らが挑戦してきたことが詰まっていると言える作品、大切にしてきたことが滲み出ている作品を残したいですよね。そういう思いで作ることが、視聴者の心に何かが響く、長く心に残るものになるんじゃないかと思います。

 今後も休むことなく、忙殺される日々の中で、それぞれ大切なものと挑戦を見失わず、女将のように常に迷いながらも、子供っぽくやりがいのある仕事を楽しんで、最初の気持ちを忘れずにずっと作り続けたい。そして、元気な若い世代にアニメーションの未来を託せるようにしたいと思います。個人的にはビデオ編集を含めて最終話の完成を見るのは3度目ですが、こんなことを考えながら見せていただきました。スタッフの皆さま、制作は大変だったと思いますが、この作品に参加していただいて、そして楽しんで、大切に作っていただいて、本当に有難うございました。

 そんな内容の挨拶だったと思います。

僕は豆じいのような男が大好きです。物静かですが、40年間喜翆荘の歴史を記録し続ける誠実さといいますが、人柄がたまりません。

冥土の土産を探してみたら、そこには誠実に40年間積み重ねてきたものがあった、という人生は誇れるものだと思います。

豆じいが誇らしげに語ることは無いでしょうから、業務日誌を借りて、ボイラーの前に座って丁寧に読んでみたいです。

 その時その時に感じたことや考えたことを記録しているという点では、このブログもP.A.WORKSの業務日誌なのですが、毎日書けるかというと、えっと、ちがうんですね。・・・豆じいを前にしては弁明を思いつきません。

月, 9月 26 2011 » P.A.WORKS Blog

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