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女将を呼べ!

旅館に限らずサービス業にとって、クレーム対応は誠意とスピードを求められる重要な業務です。

次郎丸のような難癖は特別としても、何をクレーム対象と感じるかは個人差があるでしょうから、時間をかけてデータを蓄積しているのでしょうね。

 

喜翆荘のような山間の旅館では、虫が多いこともクレームの対象になるんですって。

テントウムシやカメムシ、蛾などですね。ホタルだけは喜ばれるのだそうです。

 

客室に虫がいることがクレームの対象になったのは、いつごろからでしょう。

「ハエ取り紙」なんて物がぶら下がっていた時代には無かったんじゃないかな。

映像的には照明の周りに小さな蛾が飛んでいてくれたたほうが絵になりますけどね(笑)

 

『夢二日記』には、竹久夢二が最も愛した女性、笠井彦乃と金沢の湯涌温泉に逗留していた大正6年10月6日の会話が残されています。

「昔からノミをとることゝ女を作ることは下手だった」

「そうでせうね、あたしは御はんたべることゝ男のことはさかんです」

彦乃の切り返しが素敵です。

食事中にノミを追いかける不格好な夢二を見て笑う彦乃の姿を想像すると、今よりもずっとおおらかな時代だったんだなあと思います。

水, 4月 20 2011 » P.A.WORKS Blog

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