P.A.WORKS Blog

子ども向けアニメーション

文化庁の「若手アニメーター育成プロジェクト」で制作中の、『万能野菜ニンニンマン』のアフレコがありました。

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この作品では、柔らかく動かす作画技術の習得に目標を置いています。

キャラクターに伸び縮みのある動きを加えて感情を表現するアニメートの基本に挑戦です。

『ニンニンマン』のアフレコ台本の表紙には「第1話」と書かれています。

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監督の吉原からキャストへの挨拶を兼ねた作品説明は、『ニンニンマン』の最終話についてでした!

この作品にはTVシリーズの構想があるんですね。

 

アフレコが終わって、音響監督の明田川仁さんに「P.A.は子ども向けアニメを作らないの?」と訊かれました。

もちろん作りたいです。

子ども向けのアニメーションこそ、キャラクターの動きで魅了する作品を作ってみたいのですが、

現状の子ども向けアニメーションはストーリー中心で、劇場作品でもないと

予算的に枚数の制約が大きい.

動きで子どもたちを魅了するには、躍動感のあるアニメートの高度な技術とセンスがないと描けません。

それからもう一つ。子どもたちの成長過程で長く愛される作品を作るには、

短期間ではなく何年も安定した品質でTVシリーズを作り続けることができる、

基礎体力のある現場が必要です。

これらの問題がP.A.WORKSで解決されるのは、まだまだずっと先です。

いつかチャンスが来たとき―その時には今回のプロジェクトの若手アニメーターもベテランになっている頃かもしれません―に備えて、段階を踏んで訓練を続けたいと思います。

僕は孫に向けて作る作品になるかな。

水, 1月 12 2011 » P.A.WORKS Blog

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